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【無線LANの基礎知識 その②】無線LANルーターの選び方、3つのポイントを解説

全人類のみなさま、こんにちは。makkyoです。

今回、無線LANの基礎知識として、無線LANルーターの選び方を3つのポイントを押さえて解説します。

そもそもどんな基準で無線ルーターを選ぶべきなのでしょうか?

結論として、無線LANルーターにはさまざまなタイプの製品があるので、

ご自身に合ったものを選ぶべきです。

タイプとしては、やや大型の据付タイプ、コンパクトなタイプ。

外見はすごく似ているのに、価格がまったく違うタイプ。

これらの違いには必ず理由があります。

購入する時に、どんな基準で選択すれば良いのか、

選ぶ基準を初心者の方にもわかりやすいように解説していきます。

無線ルーターの選び方 3つのポイント

1. 通信規格

2. 最大通信速度

3. 電波強度

4. まとめ


1. 通信規格

まずは接続したい無線LANルーターの機器が、

手持ちの機器の速度を満足に引き出せるか確認が必要となります。

例えば、最新の機器(iPhone11、12、se2など)をお持ちの場合は、

「Wi-Fi6」という高速の通信に対応しています。

無線LANの規格については、

こちらの>>【無線LANの基礎知識】家庭で使うときの基準「その1」

のページで紹介しておりますので、あわせてご覧ください。

Wi-Fi6の最大通信速度(理論値)は、

Wi-Fi5の約1.5倍の、9.6Gbpsの速度がせるように設計されています。

もし上記で述べたiPhoneなどをお持ちの場合、

購入した無線LANルーターがWi-Fi6に対応していないと、

せっかく持っているiPhoneの実力を発揮させる事ができないので非常にもったいないです。

ですから、無線LANルーターを選ぶ際は、

・「より高速な通信規格に対応したもの」

・「無線LANルーターに接続したい機器が接続可能なもの」

を選ぶ必要があります。


2. 最大通信速度

次に、最大通信速度についてです。

こちらも上記 ”1. 通信規格” で案内している、

”【無線LANの基礎知識】家庭で使うときの基準「その1」”

と一緒に記載しておりますが、

無線LANルーターの最大通信速度には「理論値」という注意書きがしてあります。

これは、

「この無線LANルーターが、規格上、理想的な環境、条件、要因が整えば、理論的にはこれくらいの数値が出せるはず」

という意味を持っています。

そのため、実際に送受信されるデータの量(実測値)は、

理論値の半分~1/3程度になるケースが多いです。

最大通信速度の理論値が速い方が実測値も比例して高くなると言われています。

製品選びに迷った時は、他の条件がほぼ同じなら最大通信速度の速い方を選択すれば良いです。

3. 電波強度

最後に、無線LANルーターを選ぶ上で重要なポイントとなるのが電波強度です。

これは「アンテナの性能」であり、電波強度が強ければ強いほど、

より遠くの機器と安定した通信が可能になります。

ただし、無線LANの電波出力には電波法による規制があり、

メーカーも無制限に電波強度を高める事が出来ないのです。

一般的な無線LANルーターには、

家屋内での用途には十分と思われる「ノーマルタイプ」と、

ノーマルタイプでは電波が届きにくい2階建の住宅や鉄筋マンションなどの利用に適した、

「ハイパワータイプ」の2種類が販売されています。

各メーカーの製品ページには、利用目安や、利用環境が併記してあったりすので、

ご自身の環境に近い状況が掲載されている事があります。

例えば、「マンション」「戸建て3階」「家族が多く利用人数が多い」

などのシーンが併記してあります。

もしご自身と同じ環境が掲載されていなくても、似ているような環境で、

該当する製品を選べば良いです。

とはいえ、これはメーカーをどこまで信頼するかという個人的な思いも入ってきますね。


4. まとめ

せっかく持っている機器がWi-Fi6に対応しているのなら、

今より早く通信できた方がストレスがなくて良いですよね。

今後、間違いなく広まっていく規格なので、早くWi-Fi6の恩恵を受けたいものです。

それでは、次回をお楽しみに。

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