全人類のみなさま、こんにちは。makkyoです。
今回の記事では、身近で実は消耗品でもある
「HDMIケーブル」についてご紹介してみようと思います。
実はあまり知られていませんが、
HDMIケーブルには種類がいくつもあります。
また近年では4Kや8Kに対応している高品質な商品も登場しています。
この記事を読んで、ぜひ自分に合ったHDMIケーブルを見つけてください。
種類ありすぎ!HDMIケーブルの色々
1. HDMIケーブルって何に使うの?
手持ちのパソコンやテレビにHDMI端子はついているけど、
どうやって使うの?という方もきっといるでしょう。
HDMIケーブルの役目は、音や映像などのデータを転送することです。
昔の赤白黄色の端子と同じ役割で、テレビとビデオなどをつないでいましたよね。
それと同じ役割で、HDMIケーブル1本で音や映像が転送可能です。
もちろん転送できる画質や音質も昔に比べてはるかに上がっています。
2. HDMIケーブルの選び方
HDMIケーブルの選ぶ基準は以下の通りです。
・自分が使用したい機器に対応しているか
・伝送速度
・解像度の高さ
・長さが自分の使用目的に合っているか
自分の使いたい場所にあった物を選ぶことが第一です。
そして画質などにこだわりのある方は4K対応などのケーブルを選んでください。
特にこだわりがない方はコスパで決めるのが良いと思います。
2.1 長さで選ぶ
HDMIケーブルは短いものは0.75m、長いものは100mのものもあります。
基本的には同じ性能なら長いものほど値段は高いです。
HDMIケーブルは使用したい場所などに対して短ければ使用できず、長すぎても邪魔になります。
長すぎるケーブルを床に這わせてあると見た目も悪く、転倒の原因になります。
必要な長さを測ってから購入することが大切です。
自分の使用目的に合った適切な長さのものを選びましょう。
2.2 対応機種や用途で選ぶ
HDMIケーブルの選び方として用途で選ぶことが挙げられます。
近年では4Kなど高画質に対応したケーブルもあります。
フルHD機器対応のHDMIケーブル
フルHDのテレビなどに対応したケーブルです。
「スタンダード」以上のものがフルHD対応ですが、
現状ではスタンダードのケーブルは少ないので注意が必要となります。
4K対応のHDMIケーブル
HDMIケーブルは「ハイスピード」以上で4K解像度に対応します。
放送衛星(BS)4K放送などに対応していてHDRを伝送できるのは「HDR対応」。
次に滑らかな4K/60pの転送が可能な「4K/60p対応」。
そして家庭用4Kビデオカメラなどの4K/30pを転送できる「4K/30p対応」と、
4K対応ケーブルにもいくつか種類があります。
3 HDMIケーブルの種類
この項目では、あまり知られていないHDMIケーブルのタイプの種類をご説明します。
プレミアムやハイスピードなどのバージョンの種類と、端子の種類を解説します。
3.1 バージョン種類
この項目では、HDMIケーブルのバージョンの違いについて説明します。
・プレミアム
プレミアムはVer.2.0a以上のケーブルです。
Ultra HD Blu-ray規格のコンテンツも楽しむことができます。
4K/60pとHDRの映像が再生可能です。
さらにVer.2.1以上であれば、8K映像にも対応可能です。
◇ おすすめの使用用途
・4Kの映像の視聴
・Ultra HD Blu-rayの視聴
・ハイスピード
ハイスピードは、Ver.1.4以上で、3D映像や4Kを見るのに適しています。
こちらは、イーサネットというパソコンのLan規格に対応しており、
このケーブルだけでインターネット接続が可能です
◇ おすすめの使用用途
・スカパーなどの高画質映像の視聴
・スタンダード
Ver.1.2のスタンダードHDMIケーブルは通信速度4.95Gbpsに対応しており、
フルHDの映像の転送が可能です。
かつて主流だったタイプですが現在でも十分使えます。
ただし、最大解像度は1920×1200と低く、
4Kなど高解像度の映像を見るのには適していません。
◇ おすすめの使用用途
・高画質でない映像の視聴
・データ量のそれほど多くない通信での使用
3.2 規格の種類
この項目では、HDMIケーブルの規格の種類を説明します。
HDMI タイプA
タイプAケーブルは、一般的なHDMI端子がついているケーブルです。
一番スタンダードで大体はこの形です。
HDMI タイプB
タイプBケーブルは端子の形や大きさでいうと、
一般的なHDMI端子よりも少し幅の広いタイプのHDMIになります。
これは、デュアルリンクという規格に対応した端子の形状なのですが、
現在では使われておらず、新たにこのタイプを買う必要はないでしょう。
HDMI タイプC
タイプCケーブルはノートパソコンなどの接続に使われるケーブルで、
ミニHDMIと呼ばれることもあります。
HDMI タイプD
タイプDはマイクロHDMI端子がついたケーブルの種類です。
タイプCよりさらに小さく、携帯電話やデジタルカメラなどの携帯端末との接続に使用します。
HDMI タイプE
自動車に搭載されるHDMI端子です。
車の映像用配線に使用されているため、
振動などで抜け落ちないようラッチ構造で耐久性の高い作りになっています。
4 その他のHDMIケーブル関連のアレコレ
4.1 HDMIケーブルの劣化について
2年程度で劣化するということがあるようです。
線が断線することもあるので、ある程度は消耗品と思って、
割り切って使いましょう。
4.2 DisplayPortとの違い
パソコンとモニターをつなぐのに主に使われる機器として、DisplayPortがあります。
HDMIとの違いは何なのか?
・DisplayPortはモニターの電源を切ると、PCとの接続が消える
・HDMIケーブルはモニターの電源を切っても、PCとの接続がそのまま
・DisplayPortはモニターの電源を切ると、ウィンドウの配置が勝手に変わる
という点が違いのようです。
迷ったらHDMIケーブルで良いと思います。
4.3 HDMIケーブルの長さと画質の劣化
HDMIケーブルは100mのものも存在します。
長いHDMIケーブルの画質は短い物より画質は劣化する。
ただし、家庭で使うような長くても3m程度の者ならそこまで気にならない(はず)。
5 おすすめのHDMIケーブル
【おすすめ1】 ソニー プレミアムHDMIケーブル 1.0m DLC-HX10
ソニー プレミアムHDMIケーブル 1.0m ハイスピート 4K 60P/4K HDR/Ultra HD対応 認証取得 DLC-HX10
※商品画像、商品名をクリックすると、Amazonで詳細情報を確認できます。 |
会社のモバイルPCでこのケーブルを使っているので、使い勝手は良いです。
会社環境では必要のない高画質な画像にも対応しているという。
プレミアムハイスピードHDMIケーブルなので、
18Gbps伝送帯域対応 ・「4K/60P」映像対応。
4Kにも対応していますし、家でも使用しているなかなか良い品です。
会社では雑に扱っていますが、特に気になる点はなく申し分ありません。
【おすすめ2】 Amazonベーシック プレミアムHDMIケーブル 3m
ベーシック プレミアムHDMIケーブル イーサAmazonネットサポート付き 3D 4K HDRおよびARC4K_60Hz 18Gbps ブラック 約3m
※商品画像、商品名をクリックすると、Amazonで詳細情報を確認できます。 |
こちらはコスパが良いHDMIケーブルです。
PCとテレビ接続以外にもゲーム機とテレビをつなぐのにも使っています。
Blu-rayプレーヤー、Apple TV、PS4、Xbox 360、パソコン、
その他のHDMI接続が可能な機器など様々な物をテレビやモニターとつなぐことが可能です。
ちなみに、こちらのAmazonベーシック(AmazonBasics)は、
名前のとおり、Amazonのプライベートブランドです。
良い品を安く提供するために作られたブランドです。
6. まとめ
HDMIケーブルの選び方を再度まとめると以下の通りです。
・自分が使用したい機器に対応しているか
・伝送速度
・解像度の高さ
・長さが自分の使用目的に合っているか
がポイントです。
また、HDMIケーブルはタイプA~Eまであるので、
自分の使用目的のものを間違えずに購入しましょう。
基本的にはAタイプを使用することが多いです。
プレミアムハイスピード HDMIケーブルと、
Amazonベーシック プレミアムハイスピードHDMIケーブルは実際に使用していますが、
今のところこれといった不具合は見当たりません。
価格の割に良い品だと感じています。
今回の記事が、HDMIケーブル選びの参考になれば幸いです。