全人類のみなさま、こんにちは。makkyoです。
今日は真面目に「パンくずリスト!」自分なりにまとめたので解説していきます。
ブログで必須とも言える「パンくずリスト」を正しく理解した上で設置できているでしょうか?
ユーザーは必ずしもトップページからは訪れないですよね?
ランキングサイトなどに登録していると違うページへ直接やってくることもあります。
なので、ユーザーは様々なページから訪れてきます。
「パンくずリスト」は検索結果に表示されるタイトルやdescription、
表示されるカテゴリ名などによってクリック率にも影響する重要な要素となります。
そのため、わかりやすいカテゴライズが必要になってきます。
あまりにも複雑化してしまうと、サイト内でユーザーが迷ってしまいますよね。
可能なら1クリックで閲覧したい目的のページへ辿り着きたいのがユーザーの本音。
なので、サイトを築いていく上で、「カテゴリ」「パンくずリスト」の用意は絶対必要となります。
パンくずリストのメリットとしては内部リンクにもなるので、グーグルのクローラーにも優しいです。
この先にどういったコンテンツが存在するのか?
さらに先には何が書かれているのか、といったことをクローラーにわかりやすく伝える意味があります。
ここについては色々な見解があり、必ずしもページ上部にパンくずリスト(リンク)を表示させておく必要はないようなのでで、
ページ下部にパンくずリストを設置しても問題なさそうです。
すべてを知るのはgoogle様だけ。
では、今回は内部対策としての基本のひとつ「パンくずリスト」について意味や設置方法など解説していきたいと思います。
目次
1. パンくずリストとは?
2.パンくずリストのメリット、デメリット
2-1. ユーザビリティ
2-2. クローラビリティ
3.パンくずリストの作り方
4. パンくずリストの注意点
5. 設置場所について
6. まとめ
1. パンくずリストとは?
童話のヘンゼルとグレーテルから来ていると言われています。
ゆえに「パンくずリスト」とは、その名の通りサイト内の現在地を示すもので、
ページを訪れた際に、カテゴリ名から内容をある程度把握するためのユーザビリティに効果的な要素となります。
ただ、先程も説明させて頂いた通り、
あなた自身も含めユーザーは検索結果画面からどのページに欲しい情報や答えが記載されているのかを選んで訪問します。
デタラメにアクセスしたりしないですよね?
その際、ヒントとなるのが以下に上げる要素です。
構造化データによるパンくずリストもCTR(クリック率)に影響するため、
アクセス数を増やす為には避けれない重要なポイントになります。
• ページタイトル
• metadescription(メタディスクリプション)
• パンくずリスト
ユーザーは目的があって検索行動をしているので、
検索結果に表示される文言は全てクリックを誘導させるための要素となります。
パンくずリストも該当ページが含まれるカテゴリが表示されるので、
正しく設置しておきたいですね。
これはサイトにアクセスした時点では現在地の確認といった意味もありますが、
内部リンクとしての要素の方が重要性としては高いと思います。
適切なキーワードを含むカテゴリ名にすることで、
検索結果にパンくずリストを表示させる事が大事です。
2. パンくずリストのメリット、デメリット
先にデメリットから。
・記事が増えると管理が難しくなる傾向があるようです。
1000記事くらい書いている方はどのように管理されているか気になりますね。
本記事ではそこまで把握できていない為、記載できません。
では、パンくずリストを設置するメリット2点。
・ ユーザビリティ
・ クローラビリティ
ユーザーとクローラーともに利便性が高く、SEO対策のひとつとしてぜひ行っておきたい要素です。
結論として、サイトやブログはユーザーに役立つ情報をコンテンツ化するだけでなく、
使いやすさや分かり易さといった利便性を考慮する必要があります。
ユーザーに対してもそうですが情報を収集しているクローラーの為でもあります。
カテゴリ名を「その他」などにしている場合は非常にもったいない状態です。
ニッチなカテゴリでもユーザー、クローラー共に分かるようにきちんと設定さえしておけば、
コンテンツとして成立する為、登録されれば検索にも引っ掛かる事でしょう。
つまりパンくずリストが持つメリットを最大限に活かすためにも、
コンテンツ内容の主従関係や今後の運用を考慮した上でカテゴライズし、
適切なキーワードでカテゴリを構築していくことが重要です。
カテゴリを増やしすぎると収拾が付かなくなるので、
最初のうちは少ないカテゴリで管理をし、徐々に増やせば良いと思います。
2-1. ユーザビリティ
ここにまで来て説明って遅いのですが、ユーザービリティっていう言葉を何回も使っています。
こちらにわかり易く定義が記載されていますので、参考にしてください。
https://www.itra.co.jp/webmedia/usability-accessibility-difference.html
ユーザビリティについてのメリットを考えてみました。
これは構造化データを利用してパンくずリストを設置した際に、
検索結果にもカテゴリ名が表示されるため、
どういう内容の記事が書かれているのかがより一層明確にされ、
CTR(クリック率)に良い影響を及ぼすことが考えられます。
※「CTR(クリック率)」については別途記事にしてまとめて記事にします。
また、今回はパンくずリストを中心にご説明していますが、
他にも構造化データによって追加できるような画像や情報があれば追記しそれを記述すべきです。
またユーザビリティでは、ユーザーがページに訪問した際に表示されるパンくずリストも内部リンクとなるため、
同じカテゴリを情報収集している人へとっても有効的に働きかけます。
2-2. クローラビリティ
パンくずリストはユーザビリティだけでなく、
Googleのデータベースに追加する為のクローラーに対しても良い影響を与えます。
クローラーは文字やタグを情報として処理します。
そこに何が書かれているのか。何に対しての説明なのか。
その先に何があるのか。といったコンテンツ内容を理解します。
その情報を元に、検索クエリに対する適切なページをランキング形式で検索結果に反映させているようです。
画像も必要ですが、テキストベースでサイトを構築する必要があるのは、
こういった理由がある為です。
将来的には「意味のある画像を認識するような技術」が利用され、
更なる飛躍が来ることでしょう。
そのため、パンくずリストに設置したリンクを辿ることによって、
クローラーはリンク先にあるコンテンツを理解し易くなり、
適切なカテゴリ名にすることが非常に重要となります。
サイト、ブログを管理していて、後になればなるほどカテゴリ名の変更といった大幅なサイトの再構築はアクセスにも大きく影響する可能性があるので注意しましょう。
私の場合は、まだまだ何を変更しても大丈夫なレベルです。笑
逆に適切なカテゴリに修正することで大幅にアクセスが伸びる可能性があるので、ここはよく考えて実践してみましょう。
このように、カテゴリページやタグページをインデックスさせるのであれば、
パンくずリストも内部リンクとしてわずかながら効果が期待できるというもので、
この辺りを考慮するとパンくずリストは必ずしもページ上部になければいけない。というわけではないことがわかります。
3. 「パンくずリスト」の作り方。
プラグインを利用する
手作業でパンくずリストを構造化データにする方法があるようですが、
なかなかそこまで辿りつくにはスキルと時間が必要です。
じゃあどうすればいいのか?
WordPressをお使いの場合だと「プラグインを利用する」方法が一つあげられます。
多数の「テーマ」に「パンくずリスト」やそれ以外の本文などページ内のあらゆる箇所が構造化データとして実装済みのモノが多いため、
以下のツールで対応済みかどうかチェックしてみると、どういった項目が構造化データとして認識されているのかがわかります。
これは非常に便利です
https://search.google.com/test/rich-results?hl=ja
現状のテーマが構造化データに対応していないようであれば、
テーマの変更やプラグインを利用してみるのも手です。
構造化データによるSEO効果は結果的に見えてくるものか分かりませんが、
検索エンジン側で理解しやすくなるという点で言うと効果的と言えるでのはないでしょうか?
4. パンくずリストの注意点
「パンくずリスト」で注意する点は、テキストで記載するというところです。
それというのも画像を使用したパンくずリストによっても構造化データに対応することが可能なようですが、
現在の検索エンジンでは文字やタグを情報として読み取ってクロールしていくので、
画像よりもテキストの方が理解しやすいという事。ここに注意しましょう。
内部リンクとしての効果を活かしたいのであれば、
スマホ対応は必須なので、テキストで設置しておきましょう。
また、カテゴリとして簡潔にわかりやすくするためにも、
テーマを絞ってある程度記事を量産することが大切と感じます。
階層があまりにも複雑化してしまうと、
カテゴリに一致する記事が数記事しかないといった状態に陥ってしまいます。
雑記なら何とかなるかもしれませんが、特化だと苦しいかもしれません。
ユーザーが探しやすく見つけやすい。
といった事を考慮してカテゴリを設定するようにしましょう。
その目印となるのがこの「パンくずリスト」です。
ちなみに、カテゴリ自体が複数に渡って属するケースも考えられるかと思います。
こういった場合は「パンくずリスト」も複数設置しても良いと思います。
ただし、考え抜かれたカテゴライズだとそういったことは稀なケースとなります。
どうしてもという場合は、タグを上手に利用してグルーピングしていくと良いと思います。
5. 設置場所について
パンくずリストの設置場所については、冒頭の方でも説明した通り、
必ずしもページ上部に表示しなければいけない理由はありませんので、お好きな所へどうぞ。
とはいえ、統一感は重要と感じます。
結局、重要なのはコンテンツなので特にパンくずリストを目立たせる必要はないです。
6. まとめ
今回は「パンくずリスト」について、解説させていただきました。
このパンくずリストは「構造化データ」を用いて設置することによって、
検索結果にも表示/反映され、ユーザーに対してカテゴリの内容を瞬時に伝えることができます。
そういったユーザビリティ以外にもクローラーに内容を伝えやすくする要素にもなるので、
欠かせないSEO対策のひとつと言えます。
それでは、みなさんSEO対策をしてブログをもっと盛り上げましょう^^