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5Sの「躾」しつけの本当の意味

全人類のみなさま、こんにちは。makkyoです。

今回は5Sの「整理・整頓・清掃・清潔・躾」最後の部分、

「躾(しつけ)」について解説していこうと思います。

5S活動における「躾」とは

1. 5S、それぞれの意味

2. 5S活動「躾」の本当の意味

3. まとめ


1. 5S活動、それぞれの意味

5S活動のそれぞれの意味の復習になりますが、このようになります。

日本語だと以下のようになります。


整理:要るモノ、要らないモノを分類し、要らないものを捨てること

整頓:要るモノを誰にでもすぐに使える状態にしておくこと

清掃:ゴミや汚れがない綺麗な状態を維持すること

清潔:3S(整理・整頓・整頓)が維持されている状態のこと

躾:3Sが定着し、決められたことがあたり前に守られている状態のこと


英語だと以下のようにな表現が近いとされています。

整理 → Sort(分類する)

整頓 → Set in order(正しい位置に置く)

清掃 → Shine(輝く)

清潔 → Standardize(標準化する)

躾  → Sustain(維持する)


2. 5S活動「躾」の本当の意味

「躾」と聞くと、イメージは大体みなさん同じ意見で、

子供をしつける。ペットをしつける。ルールを守らせる。

といったことを言われます。

間違いではありませんが、5S活動の躾は違います。

一般的なしつけと同じ感覚にしてしまうと、

ルールを押し付けたりサービス残業を強いたりなど、

理不尽なことに対して便利に利用されてしまいます。

しかし意味は全く違います。

グループ全員で「整理・整頓・清掃」の3S活動を徹底して行い、

全員それが当たり前にできるようにした状態が「躾」です。

この「躾」の状態は、3S活動を正しい方法で行い、

継続していくことでしか近づけません。

強制したり、押し付けたりするのは間違いであり、

上司部下関係なく、全員が自発的に行える状態のことを言います。

・日本語:躾

・英語:Sustain(維持する)

こう比べると、英語の方がしっくりきますね。

3. まとめ

何度も繰り返しますが、

躾とは3Sが定着し決められたことがあたり前に守られている状態のことです。

5S活動の躾は、全員で取り組まなければ本当の効果を得られないでしょう。

理不尽なしつけに屈せず、間違った認識をしている人には、

一緒に5S活動の中心メンバーとして取り組む提案をしてみたらどうでしょうか。

そこで気付きが生まれるかもしれませんね。


 

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