全人類のみなさま、こんにちは。makkyoです。
最近コンテンツとして結構普及してきたなーと感じている「VR(仮想現実)」
様々なコンテンツやニュースを目にしたことのある人、既に使ったことがある人も多いと思います。
実はこのVRとよく似た技術に、「AR(拡張現実)」や「MR(複合現実)」「SR(代替現実)」があります。
いずれもR(Reality)が付くこれらの技術には、どんな違いがあるのでしょうか。
それぞれの特徴と活用例についてご紹介します。
それぞれの「Reality」と活用例
1. VR(Virtual Reality)仮想現実とは?
2. AR(Augmented Reality)拡張現実とは?
3. MR(Mixed Reality)複合現実とは?
4. SR(Substitutional Reality)代替現実とは?
1. VRとは?
VR(Virtual Reality)は仮想現実と呼ばれ、
現在はヘッドマウントディスプレイやVRゴーグルと呼ばれるデバイスの装着をして利用します。
仮想空間に入り込み、その映像の中に自分が本当にいるかのような臨場感を味わう事が可能です。
・導入例
① 旅行先の下見用VR
旅行代理店の株式会社エイチ・アイ・エス(HIS)は、
海外などのホテルを下見できるVRサービスを提供しています。
VR視聴にはオリジナル専用端末を使用し、360度の角度で見学できる仕様です。
様々な年齢層の顧客が気軽に利用できるように配慮されていますので利用してみたいですね。
画像引用:H.I.S. VRでハワイやバリ島などのホテルを360度ぐるっと見学 | 海外旅行・格安航空券の総合情報サイト
2. ARとは?
AR(Augmented Reality)は拡張現実と呼ばれ、
現実の光景にデジタルコンテンツを重ねて表示し、そこにないものを画面上に表示させます。
世界的に大ヒットしたスマートフォン用アプリ「Pokémon GO」で知った方も多いのではないでしょうか?
現実世界とデジタル情報を合わせたコンテンツは、多くの人に親しまれています。
・導入例
① スマホを利用したAR
ARを利用した技術を、世間に知らせたのは大人気ゲームの「ポケモンGO」ではないでしょうか?
今では多くの人に知られる代表的な活用事例です。
スマホのカメラを利用し、
現実の空間にポケモンのキャラクターを目の前に映し出す事ができます。
ポケモンというアニメの中のキャラクターを現実世界で見つけられるゲームとして、
世代を問わず多くの人を魅了しています。
画像引用:Pokémon GO公式サイト
3. MRとは?
MR(Mixed Reality)は複合現実と呼ばれ、
ヘッドマウントディスプレイ内で現実の光景とデジタルコンテンツを重ねて表示し、
デジタルコンテンツがその場に存在するかのような動きを実現させるます。
カメラなどを使い、現実世界の情報を仮想世界に反映します。
同じMR空間にいる人が、同時に同じ体験ができるという魅力があります。
・導入例
① 建設現場などでのイメージ表示
MRデバイスで完成イメージを実寸大で表示し、
実際の雰囲気や様子を観察することが期待されます。
また、MR空間で完成イメージを会議室のデスクに表示し、
参加者全員で完成イメージを共有する使い方も可能です。
まさに映画の世界のような事が現実になってきていますね。
引用元:YouTube Microsoft HoloLens
4. SRとは?
SR(Substitutional Reality)は代替現実と呼ばれ、
現在見えている映像と過去に撮影していた映像を重ね合わせ、
過去に起きたことをいま起こっているかのように見せる技術。
現在も技術の研究が行われており、ヘッドマウントディスプレイなどを使って、
過去の映像を現実の世界の映像とすり替えることで、
現実と虚構の境界線が曖昧になる感覚が味わえることができます。
・導入例
① 現在と過去の映像の同期
まだ完成形が見られないSRコンテンツですが、
現実との境目がわからなくなってしまうのではないのか?
と、個人的には興味はあるけど、正直すこし怖いかなって思います。
映画のマトリックスみたな感じでしょうか?
引用元:YouTube GRINDER-MAN
今後も進化を続ける、VR・AR・MR・SR。
まだ触れたことのない方は、お持ちのスマホなどから、
実際にどんなものなのか触れてみると良いと思います。
ゲームなどの方が、抵抗なく利用できる思うので、
是非利用してみてください。
それでは次回をお楽しみに。