注目キーワード
  1. 仮想通貨
  2. 初心者
  3. ブログ

職場作業の中に潜むムリ・ムラ・ムダとは

全人類のみなさま、こんにちは。makkyoです。

5S活動では、身の回りを整理・整頓し、

仕事のバラツキをなくすことで品質と生産性を高めるための手法です。

改善知識を習得することで創造性開発にも役立ちます。

標準化を進めることで、組織力・チーム力を高めることにも効果を発揮します。

そんな活動を行う中で発見されるのが、作業の中に潜む「ムリ・ムラ・ムダ」です。

今回は、この「ムリ・ムラ・ムダ」について解説したいと思います。

目次

1. ムリとは

2. ムラとは

3. ムダとは

4. ムリ、ムラ、ムダをなくす手順

5. まとめ

1. ムリとは

「ムリ」とは何か。

答えは、能力以上の使い方をしてかえって作業効率を落としてしまうことです。

要するに、負担をかけすぎて本来のパフォーマンスが発揮されない状態のことを指します。

それは人に対しても当てはまりますし、機械に対しても当てはまります。

また、生産計画上のムリという場合にも当てはまるでしょう。

こうしたムリを改善することで、

徐々に生産性を落としてしまう危険に対してアプローチすることができるます。

2. ムラとは

「ムラ」とは何か。

それは、仕事の品質が一定ではないという状態のことです。

仕事配分が偏っていたり、生産数量が一定に保たれない状態などが挙げられます。

作業にムラが生じると、品質も生産性も安定しない状態になります。

こうした事をきちんと見直すことによって、

より生鮮性を上げることに繋げる事が可能となります。

3. ムダとは

「ムダ」とは何か。

ムダとは、悪く言えば生産性を悪くする事柄のことを指します。

作業というのは生産性に直結するものだけでなく、

ムダな仕事やムダな動きというものが混入するものです。

なので、何がムダな動きになっているのかを探し出す必要があります。

ムダな動きとして代表的なものが、

・作業場所が集約されていないことによる「歩行のムダ」

・整理整頓がされておらず、作業前に道具をそろえるために時間を要する「探すムダ」

・作業基準が不明瞭で業務上迷うことが多く、その都度手が止まってしまう「迷うムダ」

などが挙げられます。

さらには、適切な生産量を把握していないことによる「作り過ぎのムダ」や、

品質保証のための十分な教育や生産システムが構築されていないことによる「不良のムダ」もムダの要素となります。

4. ムダ・ムリ・ムラをなくす手順

1. ムダ・ムリ・ムラを洗い出す

業務上効率が悪いと感じる点や、関係者が意思疎通をしっかりと行い話し合うこと。

そうする事で自然とムダ・ムリ・ムラを構成している要素を見つけることができるようになる。

2. ムダ・ムリ・ムラを整理する

問題となる原因がわかってきたら、いったんそれを整理してみる。

さらに細かく具体的な問題点を探し出し、細かいタスクにわけて整理する。

3. 優先順位をつける

大まかな問題点と細かいタスクが表れたら、重要と思えるものに優先順位をつけていきましょう。

一度にすべての問題点を解決しようとすることは難しいです。

一番に改善を図るべきことは何かを整理して、

その部分に注意を集中して改善にを行いましょう。

大きな枠組みとして構造に問題がある場合はもちろん、

個人レベルでの小さな事でも、

それが全体として大きな問題の原因になっている場合もあります。

このような手順でムリ・ムラ・ムダをなくしていくことが業務内容の効率化に大きな効果を発揮します。

その改善方法も実は簡単な工夫から始まります。

まずはよく業務内容や方法を見直し、

問題を明確にしていくことから始めましょう。


以上になります。

いかがでしたでしょうか?

ムリはせず、ムラをなくし、ムダなものは排除し、生産率を上げていきましょう。

それではまた^^

最新情報をチェックしよう!